鉄骨を使用した耐震補強
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耐震診断の結果から、壁量不足もさることながら、壁の配置バランスが悪いということだった。狭小間口のために開口部をふさいで壁にすることが困難ということだが、隣家との距離が近いこともあり、鉄骨フレームを用いた補強方法をご提案いただいて実施した。 |
A(基礎・地盤) | 1.00 |
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B×C (建物の形・壁の配置) |
0.50 |
Re・x=0.50 | |
Re・y=0.98 | |
D×E (筋交い・壁の割合) |
0.90 |
D・Ex=0.90 | |
D・Ey=0.89 | |
F (老朽度) |
0.90 |
補強前の評点0.41
- 剛心(壁の強さの中心)
- 重心(重さの中心)
南面に壁が極端に少なく、その結果として剛心が北側に大きく偏ってしまっている上、全体的に壁量が不足している事から、偏心率の改善と壁量の充足を目的とした補強が必要。漏水による土台劣化も評点を下げる原因となっている。 |
A(基礎・地盤) | 1.00 |
---|---|
B×C (建物の形・壁の配置) |
1.00 |
Re・x=1.00 | |
Re・y=1.00 | |
D×E (筋交い・壁の割合) |
1.25 |
D・Ex=1.58 | |
D・Ey=1.25 | |
F (老朽度) |
1.00 |
補強前の評点1.25
- 重心(重さの中心) 剛心(壁の強さの中心)
- ホールダウン金物設置箇所・・・2箇所
- 基礎補強工事箇所・・・2箇所
- 鉄骨補強工事箇所・・・1箇所
リビング内へ壁を新設したり、南側の開口を塞ぐという補強が現実として難しい事から、鉄骨フレームを組む補強を行う事とした。これにより剛心位置を重心に近付ける事ができ、バランスの良い建物になった。水廻りの改修と共に一部の壁を補強した。 |
■改修工事(工期10日)
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- 概算工事代金
- ¥1,491,000(税込み)